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第一回カレー会議

 お店を閉めた後に、カレーマイスターを迎えて、カレー勉強会を開きました。カレー作りにおいての要は、玉ねぎ炒めであると思い、マイスターに自作の飴色玉ねぎを確認してもらいました。油が分離し、飴色に焦げ色が混ざるまで、あともう少し炒めても良いとのことでした。その時点で既に1時間半は炒めていたので、ため息が出てしまいました。炭化する瀬戸際まで攻める、、、でも焦がしてしまっては台無し。カレー作りの工程の中でも、時間と集中を要する作業です。今日は、ストックしてあった、炒めの浅い薄茶色の飴色玉ねぎの半分を使って、焦げ飴色玉ねぎを作りました。半分だけ使ったのは、失敗をして全部をダメにするリスクを避けるためです。この焦げ飴色玉ねぎを使って作ったカレーは、今まで作ってきたカレーの中で一番美味しくできました。美味しいカレーを作るためには不可欠の焦げ飴色玉ねぎ、同時にカレー作りの工程の中で、最大のボトルネックでもあるのです。今のところ、これにかかる時間と労力をショートカットする方法は見つかっていません、、、

2020年6月7日 22:22pm